《ありがとう適応障害》

適応障害を経験して思うこと🌼思うように生きる🌼明日死んでも後悔はないと言えるように

【残業】人の限界値

みなさんは残業についてどう考えていますか?

残業はしたいですか?

やりたくないけど、残業しないと仕事が終わらないですか?

やりたいけど、やらせてもらえないですか?

 

「余裕がないなら何で定時に帰るの?」

「仕事に余裕がなければ、自分だったら誰よりも早く出社して仕事をするけどね」

3年前に言われたこの言葉

私は一生忘れないと思います

 

私は以前、片道1時間半かけて職場へ通っていました

朝6:00までに起きて

死んだ目をして寝不足の中

倒れそうになりながら目は半開きで頭が働いていないまま急いで身支度をして

7:00までに家を出発

車でパンをかじりながら運転

9:00までに出社

18:00頃職場を出て

19:30頃帰宅した時はもうクタクタ

シャワーを浴びてご飯を食べた後

もう何をする気力も残ってませんでした

自分の趣味の時間も大事にしたくて

必死に時間を確保しようとするが中々時間は取れず

寝て起きたらまた仕事

 

社会人、仕事とプライベートの両立が難しく悩み続けました

 

仕事は難しく中々ついていけず

キャパオーバーとなっていました

仕事についてたくさん悩み

どうしたらいいか分からなくなっていました

 

そんな時

プライベートが中々充実しないこと

仕事で余裕がないことを

当時の上司に話したところ

「余裕がないのになぜ定時に帰るの?」

「自分が余裕がない時は誰よりも早く出社して仕事をするよ。みんな以上に努力しないといけないからね。」

そう言われました。

地獄のような言葉でした。

 

仕事についていけないのだからもっと仕事をすべき

その通りかもしれません

 

でも、

毎日無理をして死にそうになりながら必死に出社し続けていた私にとって

 

もっと早く起きろということ?

もっと遅くまで働けということ?

 

遠くから通っている私に対してなんてこと言うの

プライベートの時間の確保も難しいって伝えたのに

考えられない

そう思いましたが

そう言われたら残業するしかない

と思ってしまい

残業しました

 

その後、残業が大変なことを伝えると

「昔はほぼ徹夜で残業したなあ」

そう何度も言われたことがあります。

 

その言葉から

私の状況など大したことでない

私はそう捉えました

 

どんどん睡眠不足は悪化して

悩みは何も解決することなく

体調が悪化し

心が削れていき

適応障害とまでなりました

 

3ヶ月お休みしたのち復帰したものの

また同じことになるのは嫌で

残業しなければならないことは仕方がないことなのであれば

私は耐えられないから正社員として働くのは諦めるべきだろうか

たくさんたくさん悩みました

 

何か行動しなければ

そう思い

勇気を出して親元を離れ職場の近くでひとり暮らしをすることを決めました

これで通勤時間時間が短縮されるのが大きな理由です

 

ひとり暮らしを始めた私に、

職場の方は

「ひとり暮らしはお金かかるし残業したいんじゃない?お金稼ぎたいでしょ?」

そう言いました

 

...残業はしたくありません

しっかり意志を伝えました

 

ひとり暮らしでお金がかかり

苦しいのはその通りです

 

でも、私の体のことは私がいちばんよくわかっています

ここでお金を稼ぐためだけに仕事を増やし、残業を増やすようなことをしたら

私が壊れると思いました

また、相手は少しくらいの残業はたいしたことに感じていないとわかりました

私が1日8時間働いてバテていることはおかしいのだろうか

もっと無理をすべきだろうか

絶望でした

 

無理しないでね

そう気遣ってくださることもあります

とても有難く、嬉しいです

 

でも、私には私に合った働き方があると思います

会社に属している以上、全て自分の思い通りに行くとは思っていません

 

この経験から

人によって体力的な限界値が違うことを

改めて感じました

 

もうひとつショックだった質問があります

「十分実家から通える距離なのにどうしてひとり暮らしするの?」

 

これも、その方にとっては片道1時間以上かけて通勤することは

大きな問題ではないのでしょう

 

でも、私は睡眠時間は8時間がベスト

7時間を切ると体調が優れなくなる

その中で毎日6時間ほどしか睡眠時間がとれず

身体が悲鳴をあげており

その状態で毎日朝晩往復3時間以上運転し

8時間以上働いて

意識は朦朧とし、クラクラしたり気持ち悪かったり

おそらくみんなが思う少し眠いの領域を超えていると感じていました

 

睡眠時間が6時間とれていればいい方だ、それくらい普通

そう思う方も多いでしょう

もっと睡眠時間が短い方もたくさんみえます

でも、みんながどうしてるか、普通はどのくらいなのか

それは関係ありません

みんなに合わせていたら

私は壊れます

私の体は6時間の睡眠時間にどうしても対応できなかったのです

みんなからそれが普通と言われても

私には無理なのです

人の体力は違います

みんなが大丈夫でも私は大丈夫でないのです

 

週に5日働くことも当たり前と思いません

1日8時間働くことも大変なことだと思っています

定時に帰れるなんて楽

そうは思いません

 

人それぞれ考え方は違います

それに適応できず悩んでいる方は多いはず

世の中の当たり前に左右されず

自分に合った生き方で、どう生きていくか

方法をこれからも考えます

 

正しい答えはわかりません

 

ポジティブに捉えれば

周りの方は私の経済的なことまで考えてくださって

気遣いの言葉だったかもしれません

ただ、そんな簡単に

残業したいでしょ?と聞いてほしくなかったです

 

しばらく残業無しが続いたものの

最近は忙しく残業することも出てきました

朝から焦って仕事をすることもあります

そんなある日

「日中余裕があったのに残業するのはいけません。日中忙しくてどうしても終わらない場合は仕方ないですが、そうでない限りは残業しないようにしてください。残業で賄おうとしないでください。」そう言われました。(前とは違う方に言われました)

私は必死に残業しないで帰れるように努力した結果だったので

そう見えていなかったことに驚きました。

 

会社にいると、分かってもらえないことはたくさんあるし、

勘違いされてしまうこともあります

勘違いさせてしまうと言うことは

私には正しく伝える能力がないのだと思います

色々な考えを持つ人がいる中で仕事をするって難しいと感じます

 

でも、普段から仕事の相談にのってくださり

褒めてくださることもあります

アドバイスもいただいたので

また来週から頑張ろうと思います。

 

今日は資格試験があります

昨日は残業のため勉強に一切手をつけられませんでした

でも仕方がない

今日は精一杯頑張ってきます

ダメだったら、諦めずにもう一度勉強し直して

後日試験にのぞみます

 

相談に乗ってくれる人がいることに感謝

周りの方に助けられながら働いています

 

色々なことを考えるキッカケを与えてくれた

適応障害

ありがとう